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ヤンデレ彼氏
第1章 はじまり
「よーし、終わり!」
先輩の合図で、自主トレが終わった。
運動場をちらりと見るが、陸上部の姿はない。
「解散!」
その声で多くの部員は部室に戻り、いそいそと着替えをする。
5分くらい運動場を眺めていただろうか。
「淳、帰るぞ?」
着替えを終えた新名がいた。
「あ、ああ…」
桜井さんが心配でならなかった。
でも、心配したって仕方ない。
その時、
「麻友のこと、心配?」
須磨さんがいつの間にか俺たちの近くにいた。
「そりゃもちろん!部員でもきついマラソンに行っちゃって、心配ないはずがない!!!」
新名が力説している。
「じゃあ、待っててあげたら?」
にこりと須磨さんは言った。
「俺が!?」
突然言われて驚いた。
「そうそう、麻友、喜ぶよ?」
喜ぶ?俺が待ってたら?
きょとんとする俺を見て、須磨さんは笑った。
「待っててあげたら?もしかしたら桜井さんの胸をもめ…げふっ…」
「女の子の前では自重しろ」
先輩が新名を殴っていた。
須磨さん、引いてるなぁ。
「でも、なんで俺?」
須磨さんの、元に近寄り聞いてみる。
「えーと、それは…あ、姫ちゃんが呼んでる
!ばいばーい!!」
須磨さんは、同じクラスの女の子の元へ駆け出した。
「俺はどうすれば…って、誰もいない…」
いつの間にか先輩と新名がいなくなっていた。
その時、ケータイが震えた。
「頑張れよ!」
新名からのメール。
俺はどうすればいいんだ…
その時、陸上部が帰ってきた。
桜井さんがこっちに向かってくる。
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