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あなたが好きっ!
第3章 誤解
side 敦
朝目が覚めたら、麻友からメールが来ていた。
子猫の写メがついていて、どうやら麻友は、この猫と遊んでいたらしいことは想像がついた。
帰りにゆっくり話を聞くか…
そう思いながら教室の扉を開ける。
「おー、おはよ」
「なぁ、敦、話があるんだ。」
クラスメイトに突然言われた。
「6組の桜井麻友って、敦の彼女…だよな…」
少し怪訝そうに問うクラスメイト。
「…そうだけど?」
ため息をついて、クラスメイトがケータイの画面を見せる。
「え…」
俺は信じられなかった。
無邪気に笑う麻友と、その麻友の頭を同じく笑顔でなでている小泉くんの写メがそこにはあった。
麻友はよく笑う。
それはいい。
いや、よくないか。
小泉くんは、クラスメイトで成績優秀。
ほとんど誰とも話さない、そんな人だ。
なんだこれ…合成なのか…?
よく見ると、小泉くんの膝に子猫がいる。
これは…
麻友の写メの猫に似ている。
「俺も信じられなかったわ…」
はぁとため息をつくクラスメイト。
そこへ、渦中の小泉くんがやってきた。
朝目が覚めたら、麻友からメールが来ていた。
子猫の写メがついていて、どうやら麻友は、この猫と遊んでいたらしいことは想像がついた。
帰りにゆっくり話を聞くか…
そう思いながら教室の扉を開ける。
「おー、おはよ」
「なぁ、敦、話があるんだ。」
クラスメイトに突然言われた。
「6組の桜井麻友って、敦の彼女…だよな…」
少し怪訝そうに問うクラスメイト。
「…そうだけど?」
ため息をついて、クラスメイトがケータイの画面を見せる。
「え…」
俺は信じられなかった。
無邪気に笑う麻友と、その麻友の頭を同じく笑顔でなでている小泉くんの写メがそこにはあった。
麻友はよく笑う。
それはいい。
いや、よくないか。
小泉くんは、クラスメイトで成績優秀。
ほとんど誰とも話さない、そんな人だ。
なんだこれ…合成なのか…?
よく見ると、小泉くんの膝に子猫がいる。
これは…
麻友の写メの猫に似ている。
「俺も信じられなかったわ…」
はぁとため息をつくクラスメイト。
そこへ、渦中の小泉くんがやってきた。