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あなたが好きっ!
第3章 誤解
いつも通り席に着き、カバンから教科書類を取り出す小泉くん。
「なぁ…誰が聞くんだ?」
ひそひそと俺たちは相談をする。
「…やっぱ敦じゃね?」
「え…」
そんなの無理だ。
「桜井さんに聞いたらどうだ?」
それもこわいと伝える。
「ふむ…なら俺が聞く。」
そう言って、クラスメイトが一人、小泉くんの席に近づいた。

…何を話しているかはわからない。
麻友、どうして…
写メの2人の笑顔が忘れられない。
「鷹取くん…だよね?」
気がつくと、目の前に小泉くんがいた。
どうやら、直接話をするよう言われたらしい。
「…」
「いや、そんな睨まれても…」
さらりと笑う小泉くん。
隣では女子たちがぼそぼそと話している。
「え、修羅場?」
「やーん。おもしろい。」
「てか、小泉くんって意外とかっこいい?」
「あーほんとだね!」
確かに…小泉くんは割と整った顔立ちをしていた。
「うーん、穏便に解決したいんだけどなぁ…」
苦笑いをされた。
仕方ないか、と言いながら、小泉くんはケータイを取り出した。
「あ、今教室なんだけど、ちょっと来てくれない?うん、すぐにね。」
ピッと電話を切る小泉くん。
「…もしかして…麻友…?」
「…麻友だったらどうする?」
麻友、その言葉に反応せざるを得なかった。
なんで?なんでこいつが麻友を呼び捨てに…?
「隆也!?」
その瞬間、教室に入ってきたのは麻友であった。
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