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君とメメント・モリ
第13章 12月26日 夏美の後悔の矛先
凛はうなずいた。

「じゃあ私が翼さんの彼女に立候補してもいいよね」

夏美は言って、凛を見つめた。
凛はじっと考えを巡らせ、思い切ったように首を横に振った。

「やめたほうがいいと思う」

やはり、元死神を、友達の恋人にと進めるわけにはいかない。まして先ほども、借金まみれの男をそうだと教えずに譲ったことを散々なじられたばかりだ。今回は借金どころではない。人を死に追いやる存在なのだ。かといって、そんな事実をこの場で説明しても、夏美に到底信じてもらえるはずもないのだが。

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