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狙われた美人妻〜魔辱の姦計
第1章 プロローグ
昼下がりの公園で、今年で四歳になった息子を遊ばせていた下島志津香は、腕時計を見た。もうすぐ三時だ。五時過ぎに夫が帰ってくる。
(そろそろかな)
「健太。おうちへ帰ろっか。お買い物に行こう」
「うん、ママ」
素直にうなずいた息子は母親に似て、まだ幼いのに整った顔立ちをしていた。もう少し成長したらさぞかし美少年になるだろう。その小さな手を引いて志津香は歩き出す。
今日は土曜日だ。いつもの週末のように、夫は朝早くから会社の上司たちと一緒に接待ゴルフに出掛けていた。夫の隼人は係長になったばかり。休日なのに、大人しい性格の隼人はいつも運転手として駆り出されていた。
公園を出てすぐに志津香のスマホが鳴った。夫からだった。
「もしもし」
電話に出た彼女の耳に、明らかに取り乱している夫の声が。
「どうしたの、あなた」
不安に駆られ志津香へ、夫の隼人は、病院から電話をかけていること、そして、ゴルフ場から帰る途中で事故を起こしたと告げた。
(そろそろかな)
「健太。おうちへ帰ろっか。お買い物に行こう」
「うん、ママ」
素直にうなずいた息子は母親に似て、まだ幼いのに整った顔立ちをしていた。もう少し成長したらさぞかし美少年になるだろう。その小さな手を引いて志津香は歩き出す。
今日は土曜日だ。いつもの週末のように、夫は朝早くから会社の上司たちと一緒に接待ゴルフに出掛けていた。夫の隼人は係長になったばかり。休日なのに、大人しい性格の隼人はいつも運転手として駆り出されていた。
公園を出てすぐに志津香のスマホが鳴った。夫からだった。
「もしもし」
電話に出た彼女の耳に、明らかに取り乱している夫の声が。
「どうしたの、あなた」
不安に駆られ志津香へ、夫の隼人は、病院から電話をかけていること、そして、ゴルフ場から帰る途中で事故を起こしたと告げた。