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きのうの夜は
第7章 想い
私は、吉村のことが嫌いではなかった。
でも、好きなのかと聞かれるとちょっと困ってしまう。

吉村とのセックスの相性は決して良いとは言えなかった。
私は吉村とのセックスの時、半分仕方なく付き合っていた様に思う。

セックスなしの関係ならば良かったのかも知れない。
だが、吉村は私の身体を求めてやまなかった。

この頃になると、毎週末はお互いの家を行き来して泊るようになっていった。
毎週末どちらかの家に泊るのだ。

私は、ひとりで買い物に行く事も、友達と会って食事などをすることも出来ない状態になっていた。

そして、毎週末お互いのどちらかの家に泊り、私が夕飯を作り食事をしてその後必ずセックスを求められていた。

吉村は、私を自分の傍から離そうとはしなかったのだ。
会社にいても、家に帰っても吉村は私を離さなかった。

週末にお互いの自宅で泊まることになったある日の事だ。
こんなことがあった。

吉村は関西出身だ。
その吉村が私にこう聞いてきた。

「関西の本当のすき焼き食べたことあるか?」

私はそんな経験はなかったし、関東と関西ですき焼きの作り方が違うのだという事も知らなかった。

「知らないわ…」

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