この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その一言が欲しかったんだ
第4章 帰ってくるまで
莉奈はこの光景にポカンとした。


(その前に…)
(鎖で繋がれてるんだけど…)



『あっ、あのっ』
『和也っさん……』
『鎖……外して下さい……』


莉奈は恐る恐る喋った




『でも』
『そしたら莉奈ちゃん帰っちゃうでしょ?』


『あ……当たり前だよっ……』


『じゃぁ、ダメ。』

『何で……?お願い……』


莉奈はまたポロポロと泣き出した



『莉奈ちゃんは笑った顔の方が』
『可愛いよ』
『だから、泣かないで?』


和也はまたティッシュを莉奈の目元に当てた



『……帰りたいよぉ』


和也は莉奈を抱き締め
背中を擦った。



帰りたいのに、

恐いのに、

和也の温もりに
包み込まれてしまう自分がいた
/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ