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トライ アゲイン
第9章 目覚めの時

『あああ~!!出したのね…
出会ったばかりだというのに中だしを…』

妊娠という文字が脳裏を横切ったけれど
この人との子供ならば妊娠したのならば産みたいと思った。

子宮に精液が絡み付いているのを感じる。
とてつもないエクスタシーが安祐美に襲いかかり、
意識がどんどんと遠のいていった。


…ぁ祐美…!安祐美!!

母が名前を呼ぶ声がする。
母が帰宅してきたのに違いない!
男を連れ込んでセックスをしていたのがバレた?

安祐美は重い瞼を恐る恐る開いてゆく。

目に飛び込んで来たのは見慣れた自分の部屋の天井ではなく、真っ白な清潔感があふれる天井…

『えっ?ここって?』

天井を見上げる安祐美の視界に
突然に母の由美子の泣き顔が飛び込んでくる。

『あああ…やっぱりエッチしてるのがバレたんだ…』

お母さん、ごめんなさい…

なぜだか、長らく声を出していないような
発声は喉にこびりつくようでタンが絡んだような感じがした。

「安祐美!良かったわ!!」

母の由美子が感涙を流しながら
くしゃくしゃの笑顔で抱きついてくる。

『えっ?なんで?
私、出会ったばかりの男を部屋に連れ込んでセックスしてたのよ?
淫乱娘!って叱らないの?』

「もう大丈夫かと思いますけど、
念のために先生を呼んできますね」

親しげに母の肩を抱きしめていた男が
ナースコールを押せば済むことなのに
動揺していたのか慌てて病室を飛び出していった。

「お母さん…ここは…?」

「病院の病室よ
安祐美は交通事故に遭遇したの
もう5日間も眠りっぱなしだったんだから!
お母さん、心配で、心配で…」

母の肩を抱いていた男がドクターを連れて戻ってきた。

白衣を着た男の顔を見て
冗談じゃなしに安祐美は心臓が止まりそうになるのを感じた。


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