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誰にも言えない!
第3章 この気持ちは…?

それから緒方先生が忙しくない時は
私はよく先生のところに通っていた


もちろん伊藤先生のところにも
行っていたけど
最近は緒方先生のところに行く事の方が
多くなっていた




伊藤先生もそれを何となく察していたようで…





「緒方先生と最近よく勉強してるみたいだね」





そう伊藤先生に言われてしまった

伊藤先生のところには私以外にも他にいろいろな生徒が訪ねてくる
だから先生は寂しくはないだろうけど、
なんだか先生のことをないがしろにしてしまったようで申し訳ない気持ちになる




「そうなんです、授業で分からなかった分を教えてもらいに…」




「そーかそーか、
なんだか親離れしていく子供みたいだね」




先生が笑いながら私に言った




「それにしても、先生はよく竹内の話をしてくれるよ」





「…そうなんですか」





先生の言葉に、少し驚いた



私以外にも緒方先生に質問に行く生徒なんてたくさんいるだろうに、
私の事を話すなんて…



それに、先生はかっこいいから
きっと女の子から人気だと思うし…





「“竹内は教えがいがある”って言ってたよ」




「…っあはは」




私が数学苦手だからだろう



だけどそうやって緒方先生が私のことを思ってくれていることが、嬉しかった



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