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love is over
第3章 夏生の湯鬱
寝室でのセックスとが違い夏生は与えられる快感から大きな声を上げ喘いだ。

その声は寝室で声を押し殺してた時の、くぐもった声とは違った。

夏生達の寝室は廊下を隔てた隼人の向かい側だった。

何時も、もしも声が漏れたと気を遣ってのセックスだったが、さっきお風呂から上がったばかりの隼人が階下に下りて来る心配はなかった。

だからだろう夫が時折、バスルームで夏生を求め夏生も喜んで応じた。

バスルームなら夏生の喘ぐ声を隼人に聴かれることもないだろうと想う夫の心遣いだったし夫は、好んでバスルームでのセックスに夏生を誘った。

最初、ゆっくりだった腰の律動が徐々に早さを増し、それに合わせるように夏生の声も大きくなり太腿の皮膚が、ぷるぷる震えだす。

夏生が絶頂を迎える時の兆候が現れ始め、その震えが身体全身へと共鳴するかのように、ぷるぷると至るところの皮膚が震え出した。

「…ああぁっ……うううっ……ああぁ……いっちゃうっ……あああぁっ……」

秘口が夫の肉棒を強く締め付けながら夏生が絶頂を迎えた。

夫の肉棒は未だ夏生の中で硬く息ずいてた。

余韻が弱く成ると今度は後ろから再び夫の肉棒が動き出す。

夏生は何時もより早く絶頂を迎えてた。そのことと隼人のこととは無関係とは夏生には想えなかった。

遊び心で隼人を罠に掛けたが、それが夏生自身を興奮させてたことに夏生は後ろめたさを感じてた。
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