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エリート妻色情飼育
第50章 第四十五章 遅い朝食
「どないしたんや、疲れたか・・・?」
虚ろな瞳で見つめる天使に幸造は照れ臭そうに言った。

「い、いえ・・・おじ様・・御主人様・・・」
春香の呼び方にバスローブの中の幸造が再びムクムクと起き出すのであった。

しかし、わざと冷静な表情を作って言った。

「普段の時はええよ、おじ様や社長でも・・・」

そんな幸造の表情を見逃す裕子では無かった。
幸造の耳元に顔を寄せイタズラな声で囁く。

「うふぅーん・・・。
分りました、おじ様ぁ・・・」

食卓に笑いが広がる。

男達は巧みに緩急を使い分ける。
それが調教の極意だとでも言いたげに。

春香はスッカリ男達の虜になってしまった。
今の瞬間は婚約者である井上の甘いマスクも思い浮かばないのであった。

遅い朝食が終わる頃、時計の針は十二時を少し廻っていた。
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