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エリート妻色情飼育
第171章 第十六章 祝宴
「ねぇ・・お願い・・もっとぉ・・・」
春香のオネダリは興奮する。

すっかり何時ものメス犬に戻って淫乱になっている。
もう、大丈夫だろうと思った。
井上の前で乱れすぎると、調教していたことがバレると心配していたのだが。

スワッピングまがいのシチュエーションと自分のテクニックのせいで春香が興奮していると信じ込んでいるらしい。

(だが・・・)
これ以上、春香を乱れさせると危険だと思った。

(そろそろ、フィニッシュといくか・・・)
悟は裕子に視線を向けてニヤリと笑った。

裕子も薄目を開けて微かに頷いている。
セックスの中でも冷静な裕子に感心した。

流石に父と共に三年近く「メス奴隷」として調教しただけのことはある。
今日も井上を巧みに誘導してくれて、最高のセックスパートナーだと思った。

今日はまだ初日だ。
悟は明日からの井上を交えた饗宴を思うと、胸が高鳴るのだった。

※※※※※※※※※※※※※※※

数時間後。
高級レストランで。

※※※※※※※※※※※※※※※

春香結婚三ヶ月目「高級レストラン」 
20●2年12月20日 PM 5:00


【かんぱーい・・・】

グラスが合わさり、音をたてた。
四人の喉が上下する音が微かに聞こえる。

【あぁー・・・】

ほぼ同時にビールの余韻を示すタメ息が重なった。

男達のグラスは半分近くがなくなっていた。
女達も喉が渇いていたのか、そこそこ量が減っている。

「美味しいっ・・・」
裕子が嬉しそうに言った。

「最高っす・・・」
井上もおどけた口調で続く。

「ふふふ・・・」
口元を綻ばせた春香だったが悟と目を合わせると、頬を染めて俯いてしまった。

「あら・・・?」
目ざとく見つけた裕子がイタズラな表情で克己に視線を送る。

「春香・・・」
克己も妻の恥ずかしそうな仕草に気づくと、熱いものが込み上げてくる気がした。
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