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エリート妻色情飼育
第171章 第十六章 祝宴
「は、はい・・・」
慌ててグラスを持つと、春香は口につけた。

細い喉が上下していく。
ビールを流し込む途中で気づいた。

「いけない・・・」
酒に強くないことを忘れていた。

半分ほど残し、グラスを置いた。
それでも一気に酔いが回った気がする。

「大丈夫か、春香・・・?」
克己が心配そうに水の入ったグラスを差し出す。

「ありがとう・・・」
はにかんだ笑顔で夫に礼を返した。

(春香・・・)
(克己さん・・・)

見つめ合った二人は心の中で互いの名を呼び合った。
今日の体験は一生、忘れないだろう。

二人の脳裏に激しい興奮のシーンが浮かんでくるのであった。
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