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第227章 第十九章　入浴後の楽しい夕食

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「ふふふ・・・」
壁越しに微かに聞こえた声に裕子はクスッと笑った。

浴場は男女に分かれていて、女達三人で仲良く並んで湯船に浸かっている。
早苗を真ん中にして、寄り添うように心地良い疲れを噛みしめていた。

激しいセックスは女達を快感の渦に巻き込み、飲み込んでいった。
熱いコックの余韻が身体の中に残っている。

「凄かったよねぇ・・・」
早苗が二人を交互に見て呟いた。

「御主人様達も盛り上がってるみたい・・・」
裕子も言葉をつなぐ。

「春香も激しかったよぉ・・・？」
からかうような口調で春香を覗き見る。

「そ、そんな・・・」
春香の頬が赤く染まる。

「意地悪ぅ・・・」
可愛い仕草に早苗のレズビアンの血が騒ぐ。

「春香ちゃん・・・」
湯船の中で春香の手をギュッと握る。

「あっ・・ずるいぃ・・・」
裕子が甘えた声を出して早苗の反対側の手を握った。

「ふふふふ・・・」
早苗は嬉しそうに頭を裕子の肩に預けた。

「本当・・凄かったぁ・・・」
ため息交じりの声で窓の外の庭園を眺めている。

「本当・・凄かった・・・」
春香も早苗の手を握り返しながら呟いた。

そして、さっきまでの激しい饗宴のシーンを脳裏に浮かべるのだった。