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背徳は蜜の味
第21章 人妻その二十一 ~デリヘルでお隣さんに指名されて~
「何にせよ、お隣の奥さんは抱けないし、基本料金だけ支払うから二時間だけおしゃべりでもしましょうか?」
そう言って二人は並んでベッドに腰かけた。
「ほんとは女の子としたかったんでしょ?今からでも遅くありませんしチェンジしてもらいましょうか?」
勃起している股間を見下ろして、
加奈子は彼を気遣った。
雄作は、勇気を絞り出して「実は…以前からあなたの事を意識していました。秘密は守るから、キスしても良いですか?」と、告白した。
「そうですね…お金をいただくんですもの、キスぐらいなら…」
顔を近づけると、やはり抵抗があるのか加奈子は少しだけ顔を背けた。
力ずくで唇を奪うのは容易かったけれど、彼は加奈子の背けた顔を追いかけるような感じで、彼女の頬にそっとキスをした。
加奈子はここへ来るまでにシャワーを済ませたのか、その髪からはとても良い匂いがした。
キスした事よりも、むしろこの匂いに、
雄作は非常に興奮した。
加奈子に「やっぱりいやですか?」と問い掛けた。
彼女は、少し間をおいて「だって、気まずいわ…これからも廊下やエレベーターで顔を合わす度にあなたとのキスを思い出してしまいそうですもの」と、フゥと息を吐きながら答えた。
雄作は、もう我慢出来なくなり、「とりあえずキスだけだから」と言って、再度彼女の顔に、唇を近づけた。
すると、彼女も覚悟を決めたのか、顔をそらさなかった。
雄作は遠慮せずに、彼女の唇にむしゃぶりついた。
マジで雄作は加奈子に惹かれていた。
そんな彼女と今キスしてると思っただけで、
雄作の理性は暴走し始めてた。
30秒近くの長いキス…
舌を入れようとしたけど、
加奈子の唇はしっかりと閉じて、まだそこまで許せないと意思表示していた。