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ココロのアナ
第4章 ココロの隙間


俺がつけていたアナルプラグ…
他にも球体が連なったアナルビーズ…
乳首に振動を与えたローター…
差し込む用のキャップに穴が開いた容器…
きっとこれでローションを入れたんだな…


綺麗に手入れしてあり
透明の袋に分けて入っていた。



差出人…
奴しかいないだろ。



急いで箱を閉じ
ドクンドクンと高鳴る鼓動を
煙草で紛らわせ
小脇に抱え会社を後にする。



こんなもの送りつけて
なにを考えてるんだ…



仕事中考えない様にしていたが
また昨日の事を思い出してしまう。


電車に揺られながら
家路に向かうが
頭は旭の事でいっぱいだ…




小脇に抱えた箱が
より生々しく思い出させた…



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