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ココロのアナ
第9章 強行手段



それからは
週末は旭と帰るようになり
渚からの連絡もない
会社…屋上でも顔を見なくなった。


週末は旭の家で調教され
日曜の夜に自宅へ帰る
こんな生活が続き

季節は変わり12月


きっと世間はXmasや忘年会
イベント事で忙しいんだろう。

年末年始の予定をたてるのに
家族や恋人と連絡を取り合い
充実させるに違いない…




俺には家族なんていないし
恋人もいない
年末年始の連休もきっと
独りになるんだろうな。

そして…墓参りか…
この時期になると嫌な事を思い出す
でも俺にできる罪滅ぼしは
墓参りくらいだ
父さんの好きだった煙草をもって




「藤原さん。
会社合同の忘年会
出席でいいんですよね」


女子社員に確認をとられ
作り笑顔で答える。



「強制参加なんだろ?
出なきゃクビはきついからな」



「そーですよー
風邪引いても来てくださいね」



冗談を混じらせ笑いながら話す。



女性は苦手で長く話すと疲れる。
落ち着かない…
女性の声が苦手なんだよな…
母さんの声みたいで…






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