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第21章 倉敷美観地区

美観地区は食べ歩きが出来るので
お昼は軽めにしましょうねと、
軽めに済ませる事にして…。
向かった先は…美観地区で
連日行列必須の有鄰庵さんではなくて。

有鄰庵の名物はしあわせプリンと、
お代わりし放題の
たまごかけご飯なんだけど。

２０２２年に２号店として
オープンした有鄰庵さんの
岡山希少和牛店の方で。

こちらでは、イートインも出来るけど
生産数が少なくて中々県外に
出回らない千屋牛（ちやぎゅう）を
テイクアウトでお手軽に
頂く事が出来ると言うお店で。

ローストビーフ丼や
ステーキ丼も美味しそうだったんだけど、
この後食べ歩きをするから
ここでお腹いっぱいになる訳には
この後の事を考えても行かないので。

ローストビーフの握り寿司と
黒毛和牛ジャンボ串を
一緒にシェアして食べる事にして。
ローストビーフの握り寿司は
ゴミが出ない様にえびせんの
お皿に乗せてくれる。

その後に…向かった先は
倉敷デニムストリートで。
岡山の倉敷は国産のデニムの発祥地。
有名なのは児島ジーンズストリートだが
この倉敷デニムストリートでも
児島のデニムを購入する事が出来る。

古い蔵の様な建物と建物の間が
ストリートになっていて、
１つの細長い建物が
『メンズ館』『レディース&キッズ館』
それから『雑貨館』のエリアに分かれていて
定番のGパンやGジャンだけでなくて
Gパンをリメイクして造った
１点物のバックなんかも売っている。

デニムを使った扇子が可愛かったから、
自分のお母さんと、彼のお母さんへの
お土産として購入する事にして。

デニムベアって可愛いクマの
ぬいぐるみとかキーホルダーが
売ってたから、甥っ子と
姪っ子と…私のは？と五月蠅そうな
妹の分と…自分のと…お揃いに
しようとしてたんだけど、
僕のもと言ってお揃いの
キーホルダーを買う事になって。

後は、人気のお土産の
デニム金平糖と、
可愛い缶バッチがあったから
それも…甥っ子にお土産と思って
購入する事にした。

『何か食べましょうよ』

この倉敷デニムストリートには
デニムにちなんだ青い食べ物が
色々と食べられる…事でも有名で。