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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第21章 倉敷美観地区
洗面台の部分の正面も
湯船がある方側の壁も鏡だから
丁度合わせ鏡になる感じで。
無限にバスルームが続いてるみたいだ。
洗面台の鏡の所には
縦に楕円に銀色のポールで
壁面の鏡を切り取ってるみたいに
見せてる感じになっていて
照明器具がそのポールに取り付けられている。
湯船は長方形のシンプルな感じだけど
2人で一緒に浸かっても全然余裕のサイズ。
その湯舟の足元側に大理石の壁で
区切られたシャワーブースがある。
水回り全体が同じ種類の
茶色ぽい感じの大理石で
床の大理石はタイル風になっている。
「凄い、バスルーム…大理石だ…ッ」
『凄いですよね、あんまり
バスルームが全部丸々
大理石で出来てるってないなって』
歴史を感じるような…古さは
あるけど…老舗の高級感が
あのエントランスの吹き抜けと言い
この大理石のバスルームと言いある感じで。
美観地区でタイムスリップしてるから
このレトロ感も素敵だなって
感じるお部屋で。
『このホテルの蔵を利用した
レストランも有名なんですけど、
夕飯も美観地区でって思ったんで。
フレンチよりそっちの方が
巴も…良いかなって思ったんで…
ちょっと休憩したら
夜の美観地区に行きましょうか』
美観地区にあるお店は
大体のお店が16時とか17時には
営業が終わってしまうお店が殆どで
夕方にもなると…観光客の姿は
殆どなくなってしまう感じになるから。
ライトアップは22時位までしてるから
居酒屋とかもあるにはあるので
夜の…美観地区散策を夕食の後に
しましょうかと旦那さんが言っていて。
ちょっと…一息…ついてから、
ホテルを出発する事にした。
この今日泊まっている、
倉敷ロイヤルアートホテルには
『八間蔵』と言う、
重要文化財の米蔵を改装した
フレンチレストランがあるんだけど。
このホテルの別館の扱いみたいで、
八間蔵を貸し切りにして
レストランウエディングみたいに
少人数での人前式とかも
出来たりとかするみたいで…。
ここでフレンチでも良かったんだけど、
何でもない日にそれすると
私に怒られると思ったのか。
別の美観地区にあるお店を
予約してくれているみたいで。