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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第22章 倉敷ロイヤルアートホテル ~夜~
『布団…に零れちゃいましたね。
これが…ラブホテルだったら
すぐ近くにティッシュあるから
拭けていいんですけどね…』
こっちの顔を自分の胸に
もたれ掛けさせて来ると。
よしよしと彼の手が後頭部を撫でる。
「でも…あんまり拭く時に
ゴシゴシして擦り過ぎちゃったら
ティッシュボロボロになっちゃう…」
『そのボロボロになった
ティッシュのカスは
シャワーで流せばいいですよ…』
後頭部を撫でていた手が
そのまま背中を撫で降ろして行って。
こっちのお尻を…ナデナデして来る。
「んやっ…んっ…」
『お尻…触られるの、嫌でしたか?
明日の話…なんですけど…、
明日は帰るついでにちょっと
寄り道して帰りませんかね?』
「寄り道?って…どこに?」
『折角岡山まで来た事ですし、
普段は行けてない辺りに行きたいなと…』
現在地は倉敷市なので、
岡山市にでも、瀬戸内市でも
備前市でも寄り道して帰れなくはない。
岡山旅行も…終わっちゃうんだなって
最後の夜だって思ったら、
しんみりしちゃってたから。
旦那さんが明日帰り道がてら
寄り道をしようと提案
してくれたのは嬉しかったんだけど。
「ねぇ、港斗…。寄り道って
何処に寄り道するの?」
『それは、明日のお楽しみですよ。
今は…それよりも、
倉敷で過ごす夫婦の夜を…
もうちょっと楽しみましょうよ…、ね?』
そうちょっとえっちな声で
こっちの耳元で囁いて来て。
倉敷での夜は…まだ…
終わり…にはならない感じだった。
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