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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第25章 11月1日 ~香川への前乗り~
「お金は…貯金があるので…
結婚式は…それで大丈夫なんですけど。
難波さん…今まで香川の
お土産でこれがまた食べたいとかって
何か…美味しかった記憶のお土産って
ありますかね?」
お互いにカタカタカタカタと
パソコンのキーボードを叩きながら。
巴は難波からの返事を待つ。
『えっとねぇ、何か…
うどんが…カリカリのお菓子に
なってるあれ、美味しかったな…』
うどんの…お菓子?
どんなのだろ?と思ってたら
難波さんが検索してくれて
これこれと見せてくれたのが。
スナックさぬきあげうどんと言う
うどんを使ったスナック菓子。
『後ね…あれが美味しかったなぁ~。
凄いカラフルなエビ煎餅』
「あっ!あれ香川のお土産
だったんですか?綺麗な色の…」
『そうそう、あのエビ煎餅美味しいよね?』
志満秀のクアトロえびチーズが
美味しかったお土産として、
難波さんが名前を挙げてくれて。
前に誰かが…うどんだけ
日帰りで食べに行った時に
お土産にって買って来てくれたのが
そのクアトロえびチーズだった。
確かにあの綺麗な色のえびせん
美味しかったのを憶えている。
徳島はどうしても経由するし
鳴門金時のタルトみたいなのとか
金露梅とかも良いかも??
とか…そんな行く前から
お土産の事を考えてたんだけど。
その日の仕事は…ちゃんとして
定時の時間を数分過ぎて
今日の仕事は全部終わったので
タイムカードを押して退勤した。
夕飯の買い物に行かなくていいし。
家に帰って着替えをして
化粧をちょっと直して置けばいい。
テラスハウスに戻って来て
着替えをして…お化粧を直して。
準備を整えて待っていると
旦那さんが帰って来たので、
そのまま車の助手席に乗り込んで
給油してから行きましょうと言われて。
ガソリンスタンドに寄ってから、
まず最初の目的地である
淡路島サービスエリアを目指す。
『夜の明石海峡大橋も
あんまり…夜に渡る事ないですけど
夜は夜で…良いですね…?』
垂水にあるテラスハウスからは
車で20分程で…、淡路島の
サービスエリアに到着する。
『さ、着きましたよ…巴…。
何食べましょうかね?』