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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第25章 11月1日 ~香川への前乗り~
『フードコートじゃなくて
あっちの向こう側の奥にある
レストランの方で食べましょうよ』
そう言いながら奥を指差していて、
淡路サービスエリアは
入口から入って左側に
お店と座席が並んでいる
フードコートになっていて。
右側に淡路島のお土産が並ぶ
売店のエリアがあって。
その売店のエリアの奥が
レストランロイヤルになっている。
窓側の座席からは
明石海峡大橋を見ながら
食事を楽しめる様になっている。
『あ、窓際のテーブル、
あそこ、空いてますよ…』
レストランの入り口に居た
私達に気が付いた
レストランのスタッフの人が
何名様ですか?と声を掛けて来て。
『2名です、窓際のテーブルに
案内して貰っても良いですか?』
『はい、空いているお席にどうぞ…』
フードコートの方は…金曜日の夜だし
それなりに賑わってた感じだったけど
こっちの方は…フードコートよりは
お値段設定が高めな所為なのか…
そこまでの混雑が見られない感じで。
ゆったりと食事を楽しむことが
出来そうな雰囲気がしていた。
空いていた窓際の明石海峡大橋が
見える窓際テーブル席に座って。
旦那さんが置いてあったメニューを
私から見やすい方向に向けて置いてくれて。
旦那さんが私の方に向けて置いた
メニューをどっちからも
見やすい様に横向けになる様に
巴が向きを変えて一緒にメニューを見る。
『巴、何にしますか?親子丼も
凄い美味しそうな感じですね…
これ美味しそうですね…
淡路島玉ねぎ丸ごとカレーうどん』
「確かにそれは美味しそうだけど、
私達は…香川県にうどんを
食べに行くんじゃなかった?
美味しそうだけど、うどんは
香川まで我慢した方が…良いかなって…」
『あ、僕…こっちにしようかな?
これめっちゃ美味しそうじゃないですか?
淡路島SA三昧丼、調理長のオススメですし』
と言って…彼がこれにすると
言っていたのは、淡路島産の
シラス丼と玉ねぎのかき揚げ丼
淡路島牛丼の3つのミニ丼が
楽しめる淡路島の美味しいとこどりが
楽しめる感じのセットで。
『あーでも…カレーも食べたいなぁ~
この淡路島の玉ねぎが1玉
丸々で入ってるカレー美味しそうですし…』