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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第26章 うどん県から高知県へ

土佐打刃物のお店とか
キャンドルを売っているお店とか。
ワークショップが出来て
ハーバーリウムを作れる所とか。

アーケードみたいになってる
場所もあったから、ずっと
傘をさして無くても良くて。

商店街のエリアを抜けると
目の前に長い階段が現れて
階段の隣には長い
エスカレーターがあるから。
上にある龍河洞の入口までは
長いエスカレーターで昇って行く。

エスカレーターで上った先が
鍾乳洞の入口になっていて。
数人の人がチケットを
求めて列を作っていて。
目の前には小さな神社がある。

冒険コースは
予約が必要だけど、
整備された場所を見て回る
観光コースは予約は不要で。

見て回るのに必要な時間は
大体40分位なのだそう。

『沖縄でも行きましたよね?鍾乳洞』

チケットを購入して入口から
龍河洞の中にはいる。

観光コースってなっていたから
前に沖縄に行った時の
あんな感じでキレイに舗装された
コースを歩いて回るだけって
そんな風に思っていたんだけど。

『凄い…ライトアップされてて
綺麗ですね…中…、ここの
鍾乳洞はコースがワイルドですね』

「うん…岩と岩の
間みたいな所…通ったりとか
上がかなり低い場所とか…、
観光コースでも…冒険気分だよ…ッ」

狭い場所もあれば大きく開けた
空間もあったり、階段を
昇ったり降りたりして
コース内にアップダウンもあるから
小さい子供さんを連れたご家族連れは
ちょっと…大変そうな感じだった。

40分の…鍾乳洞の冒険を終えて、
出口から外に出て来る。

お昼ご飯は予約をしてくれてると
言う事で…車で30分程
移動して到着したのが
黄色いセスナ機にかいだ屋と書かれた
オブジェの様な看板が出迎えてくれる。

炭火焼 かいだ屋さん

『インパクトのある看板ですよね?』

「うなぎのイラストが描いてある」

かいだ屋さんは凄い人気の
うなぎのお店で平日でも
行列は必須の人気店なのだそう。

『ちょっとここで
待ってて貰っていいですか?
僕中に行って狩って来るんで』

「え?」

お店の中に入って
食べるのだと思っていたら
そうじゃなかったみたい。

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