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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第26章 うどん県から高知県へ
『先に今日の宿泊先に
チェックインしちゃいましょうか。
時間も中途半端になりますし、
モネの庭にはちょっと休憩してから
出発すると言う事で…、ね?』
海の駅 とろむと言うのは、
地元の海産物の販売や
飲食が出来るレストランがあり
買ったり食べたりが出来る他に…。
カツオの藁焼きを作る
体験が出来たりとか、
室戸ドルフィンセンターが
すぐ隣にあるので
イルカとのふれあい体験も出来る複合施設。
バスの停留所にもなっているので、
ここから…高知の別のエリアに
バスに乗って観光に行く事も出来る。
この海の駅とろむも、一時期は
新型コロナウイルスの影響で
長期休業を余儀なくされていて。
市が施設を買い取って、再スタートさせ
今、私達が居る室玄と言う名前の
レストランは2022年にオープンしたもの。
その室玄さんの入口に
黒板になった立て看板が置かれていて。
『”とろむグランピング高知”
受け付けはこちら』と…書かれている。
「とろむグランピング…高知…」
室玄さんはランチ営業で14時までなので
今は営業はしてない時間なんだけど。
旦那さんが建物の中に入って行って。
簡単な手続きをした後に、隣にある
倉庫の屋根…だけ残したみたいな
良くある…感じの野外バーベキューエリアの
一部を区切って作った感じの
プライベート感のあるグランピング施設で。
1日1組限定のグランピング施設だから
周囲に気を遣わずにくつろげる。
外からは見えない様に敷地は
一面は木製の柵で覆われていて
それ以外の面は外から見えない様に
シルバーのビニールカーテンで
ぐるっと一周囲まれている。
下は砂利が敷かれているけど
庭に使う感じの綺麗な粒のそろった
丸い大きめの砂利石が敷かれていて。
奥には可愛いドーム型のテントが
2つくっついた雪見大福を
くっつけて並べたみたいなテント。
それからリビングダイニングとして
このお庭のエリアは使えるみたいで。
リゾート感のある、ラタンの
ダイニングテーブルセットに
同じ色のラタンのテーブルと
ソファのセットがあって。