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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第26章 うどん県から高知県へ
このテントは4人まで
宿泊可能らしいけど、
このダイニングスペースは
ガスのバーベキューコンロも
大型の物だから全然6~8人とかでも
この規模なら…使えそう。
テーブルの隣には…
冷蔵庫とオーブンと
カトラリーが入っている棚が
同じモスグリーンの色味で
統一されている。
冷蔵庫が普通の家庭用サイズで
かなりゆとりのある大きさ。
「こたつ…こんな置かれ方した
こたつは初めてかも…知れない…」
砂利の上にちょっとした
木で出来た小上がりスペースに
そのサイズにピッタリの
長方形のコタツが置かれていて。
オーナーさんが色々と
電気系統のスイッチの場所とか
同じエリアの中のトイレとか
お風呂の場所とかを丁寧に
説明をしてくださって。
『夕飯はバーベキューなんで
ビールとか色々買ってますから
冷蔵庫…このサイズですし
今から冷やして置けば、
帰って来たらいい感じに飲み頃ですよ』
と…冷蔵庫に持って来ていた
飲み物をいそいそとしまっていて。
「凄い…ハンモックテントある…」
天井の屋根の部分から
可愛らしいハンモックテントが
吊り下げられて居て、
その奥にはハンモックも設置されている。
『お部屋の中に荷物入れましょうよ』
可愛らしい雪見大福を2つ
くっつけた上から見たら
雪だるまの様な形のテントには
可愛らしい装飾がされた
木で出来たドアが付けられて居て。
ドアの前には…置くタイプの
低めのウッドデッキみたいに
靴を脱ぎ履きするための
玄関スペースとその前に
スリッパが用意されていたから
この今居る砂利のリビングエリアは
このスリッパでウロウロしても
いい様になっているみたいだ。
外なんだけど中みたいな…。
おトイレがこのお部屋の外の
お庭の部分にあるから
おトイレに行くために履くのかもだけど。
木製のドアを開くと
テントらしくファスナーで
開閉が出来る様になって居て。
ドアのサイズも普通のドアよりも
小さいドアがついてるのに
その先のテントの入口は
更に狭い入り口になっていて。
オーナーさんがファスナーを開けてくれて
その奥に続いているリビングが見える。