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幻影の胡蝶 〜桃源郷の寵妃達〜
第3章 四神の最高位【玄武】
「どうしたら、四天王様達のお目にかかれるのかなぁ。」

「屋敷に侵入すればいいんじゃないですか?」





バシャバシャと下っ端の胡蝶達は今日も大量の洗濯物を洗っている。

そんな胡蝶と同じ下働きの【鈴蘭】の話を聞きながら、舞鶴は思った。





(コイツ絶対昨夜侵入したな。)





「えー!!そんな事出来ないよ!!もし忍び込んで他の方がいたらどうするの!?」

「………喜んで仲間に入れてくれるかもよ…。」

(????!!!!何があった??!!)






舞鶴は、胡蝶に何があったのか、興味津々だ。

胡蝶は騒いでいる鈴蘭の横で、無表情で洗い物をしている。





「……確かに…そういうのを楽しんでる方もいるらしいね。」

鈴蘭の言葉に、今度は胡蝶の方が驚いた。

いるんかい。





昨夜のアレは、胡蝶からしたら寝取られだったが、もしかしたらあの2人のプレイだったのかもしれない。

「………………。」

胡蝶は動かしていた手を止めた。





いや…。

アレは楽しもうと言う雰囲気では無かった。

ハッキリと朱雀からは胡蝶への悪意を感じた。





ポケットの中にある、朱雀から貰った『蘇りの玉』が気になった。






ぼーっとしている胡蝶に、舞鶴は聞きたい事が沢山出てウズウズ胡蝶を見ていた。






「四天王様のお屋敷の手入れをする位にならたらもっと会う事が出来るのに…。」

話題を変えたのは鈴蘭で、大きなため息を吐いてそう言った。






鈴蘭の言う通り、せめて寵妃達の屋敷の侍女になれば、四天王とも会える機会は増えるだろう。






先に洗濯物を終えたのは鈴蘭で、自分の荷物を持つと胡蝶と舞鶴から離れて行った。




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