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天狐あやかし秘譚
第114章 天道是非(てんどうぜひ)
「土御門様にしても、烏丸様にしても、京都の名門ですからね。」
「そんなこと言ったら、御池さん、あなただってそうでしょう」
宝生前が言うと、御池がえへへと頭を掻いた。
なるほど・・・家柄ってそういうことか。
京都でずっと続いている家、それが実質この京都支部を支配しているというわけだ。
そんな話から始まり、話題は自然と今回の任務のことに変わっていく。ランチをいただきながら、今回の事件の概要を御池から聞いた。
ただ、御池が話してくれた内容は、ほぼ土御門から聞いたことと同じだった。
「調査をするということなのですが、京都支部でも、この間、潜入した陰陽師の死の機序は分かっていないんですよね?」
宝生前が問いかける。
「はい・・・残念ながら。今回、皆さんに来ていただいたのは、その仕組の解明というのが第一なんです」
デザートの水菓子をスプーンで口に入れながら、御池が申し訳なさそうに答えた。
解明と言っても、実際に京都支部の陰陽師が乗り込んでいって殺されているわけだ。ここは慎重に行くしかないだろうな、なんて思う。
宝生前になにか考えはないだろうか?
そんな事を考えながら、私も水菓子に取り掛かろうとしていると、おもむろに御九里が口を開く。
「その占い師の居場所がわかってるんだったらいい案があるぜ?」
そう言うと、私の方をニヤニヤと見つめてきた。
え・・・?わ、私!?
「乗り込んでいっても、絶対死なねー奴・・・
そんなん、ひとりしかいねーだろ?な?綾音」
え・・・え?
ええええっ!!!
私は、ぽろっとスプーンを取り落とした。
「そんなこと言ったら、御池さん、あなただってそうでしょう」
宝生前が言うと、御池がえへへと頭を掻いた。
なるほど・・・家柄ってそういうことか。
京都でずっと続いている家、それが実質この京都支部を支配しているというわけだ。
そんな話から始まり、話題は自然と今回の任務のことに変わっていく。ランチをいただきながら、今回の事件の概要を御池から聞いた。
ただ、御池が話してくれた内容は、ほぼ土御門から聞いたことと同じだった。
「調査をするということなのですが、京都支部でも、この間、潜入した陰陽師の死の機序は分かっていないんですよね?」
宝生前が問いかける。
「はい・・・残念ながら。今回、皆さんに来ていただいたのは、その仕組の解明というのが第一なんです」
デザートの水菓子をスプーンで口に入れながら、御池が申し訳なさそうに答えた。
解明と言っても、実際に京都支部の陰陽師が乗り込んでいって殺されているわけだ。ここは慎重に行くしかないだろうな、なんて思う。
宝生前になにか考えはないだろうか?
そんな事を考えながら、私も水菓子に取り掛かろうとしていると、おもむろに御九里が口を開く。
「その占い師の居場所がわかってるんだったらいい案があるぜ?」
そう言うと、私の方をニヤニヤと見つめてきた。
え・・・?わ、私!?
「乗り込んでいっても、絶対死なねー奴・・・
そんなん、ひとりしかいねーだろ?な?綾音」
え・・・え?
ええええっ!!!
私は、ぽろっとスプーンを取り落とした。

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