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先生♡ロリコンになってください♪
第6章 色気の雫のち・・・秋の嵐
☆☆☆
「おーい!紫藤、ちょっと来い」
帰りの会が終わった後、武内先生が僕を呼んだ。なんだっけ?なにかしたかな?
ちらっと愛里沙を見る。愛里沙とは今日も『会議』の約束をしている。会議の開始が遅れると愛里沙の機嫌が悪くなり、なにかと面倒になる。
更に言えば、愛里沙のことだ、僕が武内先生と二人であまりにも長く話していると嫉妬しかねない。めんどい、鬱陶しい。

なんか、用事を言い渡されないことを祈るばかりだ。

「なんですか・・・先生」
「あー・・ん・・んっんっん」
先生は、なにか喉につかえているのか、咳払いをしながら、言いにくそうにする。
「えーとだな・・・ちょっと、お前にだけ特別に頼みたいことがあるんだ」

げ・・・最悪のパターンか・・・?

ついっと先生が目をそらす。なんだ?相当言いにくいのか?
「なんだ・・・その・・・あー・・・。ちょっとな、保健室のリフォームを手伝って欲しいってんで、風見先生からお願いされててなぁ。突然だが、今日から、行っちゃくれないか?」

はい?

一瞬頭が白くなる。ついで、思い出す。あの、快楽地獄。

いやいやいやいや!まずいでしょ?絶対。

すぐわかった。これは、風見先生が武内先生を利用して僕を保健室に来るように仕向けているんだと。行ったら確実にまた喰われる・・・。そして、今度こそ、ぐちゃぐちゃにされてしまう。

ムリムリムリムリ!

「な・・・なんで僕だけなんですか!?」
「あーそれな?風見先生のご指名なんだよな。お前、保健室に興味あるんだって?」

ねぇーし!興味!
指名ってなんだよ!

「いや・・・ちょっと、僕、放課後やることあるし」

そう、実際、愛里沙と会議しなきゃいけない。あなたをロリコンにするための。
「それって・・・どんな用なの?」

え?そこまで突っ込むの?どんだけ風見先生のお願い叶えたいんだよ、あんた。
もしかして、愛里沙の言っていることは当を得てたのかな?風見先生のこと、好きなのか?こいつ。

「え・・・っと・・・愛里沙と・・・」
「大丈夫ですわ!先生!」

はい?
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