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先生♡ロリコンになってください♪
第7章 秋の嵐のち・・・恋の村時雨
☆☆☆
保健室が、魔窟に見える。

未だかつて、とある部屋があれ程の妖気を放って見えたことがあっただろうか?
これ・・・手伝いに行かないで帰ったらダメかな?
そうだよ!別に僕が手伝いに行くって先生言ってないかもしれないし、言ったとしても「てへ♡忘れちゃった!」とか言えば許してくれるかもしれないし。

大体、大人の都合で子どもを犠牲にするって、よくない!絶対!
よし、帰ろう、帰ろう!

くるっと後ろを振り向いたそこに、

「いらっしゃーい♡あ・き・ら・くん♪」

風見先生が、天使のようなほほ笑みを浮かべていた。

よ・・・読まれていたぁあああ!

ズルズルと襟首を引っつかまれ、保健室に連れて行かれる。
たーすーけーてー!!!!

ぼん、とベッドに直接横にされる。
やば・・・今日は展開が早い。

「来てくれると思っていたわ・・・秋良くーん」
「いや、えと、その・・・」

ふふふ・・・、と笑うとぺろりと舌なめずりをする風見先生の表情が異常なまでにエロチックだ。

「今日はね・・・先生、秋良くんに聞きたいことがあるのよ?」

え?聞きたいこと?
なんだかよくわからないが、いきなり襲われて快楽地獄、なわけではないようだ・・・。

「愛里沙ちゃんのこと・・・お・し・え・て」

顔を近づけてくる。押し倒されはしないものの、身体距離・・・近いぃ!
ふっと耳に息を吹きかけてくるので、ゾクゾクじてしまう。

「愛里沙ちゃんのこと・・・好きなんでしょ?」
好き・・・って、なんでそんなこと・・・。
「先生ね?若い子のぉ、そういう恋愛話って、すっごく好きなのよ・・・きかせて、ね?」

す・き・な・の?

耳元で囁かれる。先生の放つ大人の女のいい匂いも相まって、頭がボーッとなってしまう。
すーっと胸に指を這わせられるとそれだけでゾクゾクする。

「す・・・好きです・・・」

言っちゃった・・・。なんか、この暴力性、方向は違うけど、ちょっと愛里沙に似ている・・・。
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