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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第3章 女中 千勢(ちせ)

 「いやあ・・・、まだ若い千勢に、そこまで見透かされると、私も少し恥ずかしいな。千勢も夜学から戻ったばかりでお疲れだろうけど、このまま、もう少しお願いするとしよう。」

 「はい、私も嬉しゅうございます。」 と、千勢が明るく弾んだ声で返事をすると、富田は、千勢の背中と膝裏に両腕を当て、横向きに抱き上げてベッドまで運び、優しく降ろした。柔らかいスプリングマットの上に、沈み込むように仰向けなった千勢の、スラリとした体つきに、富田は改めて目を奪われた。

 仰向けになってもお椀型の綺麗な形が崩れない、弾力のある乳房が、押し下げられたビスチェの胸当てからはみ出て、薄茶色の小さな乳輪の中心にある、桜色の乳首が勃っていた。加えて、下腹部の濃い陰毛や、黒の網目ストッキングから透けて見える白い脚からも、妖艶さが漂っていた。富田は再び男根を屹立させ、千勢に覆いかぶさった。
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