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イけない王子様と魔女
第3章 3

ガチャ...と玄関の扉を開けると、来客を知らせる古いカウベルがカランコロン、と大きく鳴った。

家...ああ、素晴らしき我が家!!

バフッとベッドに飛び込んで、舞ったホコリにむせ返る。

家の中を一通り掃除したら、なんだかくたくたに疲れて、そのまま寝落ちしてしまった。



ヌチ...ヌチ...

ああ...あったかい...きもちい...もっと...

ヌチ...クチ...ヌチュ...クチュ...

とても眠いのに、気持ちがよくて...もっと欲しいと思ってしまう...

ヌチュ...ヌチュ...グチュ...グチュ...

ゆっくりな動きがもどかしく、思わず、もっと...と呟いてしまう

ヌチ...と抜けて...ブチュ...と入って...奥の気持ちいいところを軽く押してくる...

あ!ソコ...ソコぉ...

「ング...ぎ、ぎい...」あまりの気持ちよさにいきんでしまう。

ゆっくりトントンと突かれていたぬるま湯のような快楽の中から、徐々に突き上げが速くなり、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…と速く突かれる。

クリをヌルヌルと撫で回され、我慢できない。

「ンッンッ...んあ...あ...イグ...ぐぎいい!」

...イッたまま、失神するように意識が落ちた。





久しぶりにぐっすり眠れた気がして、んーっと伸びをする。

やっぱり我が家は落ちつくなぁ。

...そして隣で寝てるコイツは第二王子だなぁ...。

寝顔は綺麗なんだけど。



...ん!?

どうしてここに?

見つめていると、ぱっちりと目が開いた。

「...おはよう♡俺の姫♡」

「なんて言うか、なかなかブレない人ですよね、あなたって…」

「おはようが言えないわるいお口はこれかな?」

ムニッと唇を押されて、私は思いっきり仰け反った。

「おはようございます、それで、どうしてこの家にいるんですか。帰ってください。」

「魔女さんが受け取らずに激怒して帰っちゃったから、呪い解呪の報酬と、お土産にお菓子をたくさん持ってきたんだよね」



お菓子!!!

見ると可愛らしく包装された箱にたくさんのチョコレート、クッキー、シガール、マカロン...!

「クリスマスのプレゼントみたいね!」

「...お金にあんまり興味無いのかな...」

大きな革袋いっぱいの金貨。
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