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はだれ降り覆ひ
第20章 子供の時の出来事
ある日、その男の子がまた他の子の遊具を取り上げて泣かせました。
いつもは若い先生が注意するのですが、その時は園長先生が来られました。
園長先生は怖い顔で、でも何も言わず、男の子の手を掴んで連れて行きました。
暴れる男の子を無理矢理連れて行きました。

園長先生は男の子を保育園の奥にある扉へ連れて行きました。
その扉は、時々先生が椅子や遊具などを持ってくる場所でした。
用具置き場のようでした。
普段は鍵が掛かっているので、私たちは開けることはできない場所でした。
以前先生がその扉を開けて遊具を持ってきた時に、扉の奥が見えたことがありました。
扉の向こうには階段がありました。
階段を登って、その上に用具置き場があるようでした。

園長先生は鍵で扉を開け、大声を出して暴れる男の子を中に連れて行きました。
園長先生は男の子を扉の中に入れ、中から扉を閉めました。

大声を出す男の子の声が中から聞こえました。
暫くすると男の子の乱暴な大きな声は、泣き声に変わりました。
泣き声は扉のずっと奥の方から聞こえてきました。

男の子が泣いている時間が、私にはとても長く感じました。
長い時間が経ち、園長先生は男の子を連れて扉から出てきました。
男の子はまだ泣いていました。
力なく泣いている様子でした。

その出来事から、男の子は乱暴が無くなったわけではありませんが幾分かは乱暴は減ったように感じました。

これがその出来事の一部始終です。
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