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はだれ降り覆ひ
第21章 入社当時
すると次の週から、今度は私が部署の中で無視されるようになりました。
大島さんの嫌がらせの対象は私に移されたのでした。
私は課の中で孤立させられていきました。
大島さんは、指示を無視した私を許さなかったのです。

更に大島さんは、水野さんを自分のグループに入れて、水野さんにも私に嫌がらせをするように仕向けてきました。
水野さんは、グループに入ったことが嬉しいようでした。
仕事をカバーした私の事など記憶にはないようでした。
水野さんは、大勢で特定の1人をいじめることに喜びを得るような人でした。

私は、助けた人から嫌がらせをされるという、辛い状況にされました。
大島さんが仕向けたことでした。

さらに大島さんは、仕事を私に押し付けてきました。
グループの人もでした。
私は断ることができなくて、やるしかありませんでした。

私がやった仕事にミスが見つかると、大島さんは自分のデスクから私を呼び、私を酷く叱りました。

私は叱られるのが怖くて、
大島さんに呼ばれると、また叱られるのではと思い
返事の声が震えます、

叱られる恐怖は、
今でも続いています。
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