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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
頭の上から、突然の沢入の声に 集中していた世界から
呼び戻された綾乃は、濡れた股間を隠すよう、太腿をすり合わせ
上気した顔を見られない様、下を向き

「 遥さんですよね・・・・ 」

息を整え、振り向き沢入を見た 
頷く沢入が

「 譲の処に、身を寄せて3週目に、作った先品だ 
  彼女の教師シリーズは 人気が有って4作品作られた、
  それ以外に OL物と女子大生も幾つか 」

「 譲は、ビデオが出た時から、作品を作って、
  世には出さず 譲の顧客、譲の会員?に
  販売する事を選んで 私も手伝いをしているんだ 」

「 綾さんも 月曜から撮影と言われた、譲は今日から
  東京、大阪と奴も笑っていたよ、ここは丁度
  東京と 大阪の真ん中だから、今日は東京へ
  明日、大阪に行って帰って来るそうだ、明日
  明後日は、朝から此処へ来て貰いたい 」

「 月曜の撮影、私も立ち会うから心配しなくても
  大丈夫、あの夫人の視線が出せる様に 
  今から!始める!! 」

少し厳しい目で綾乃を見下ろした沢入は
ビデオを入れ替え 何度も見たビデオが
画面を流れて来る

・・・何を映しているの?・・・
・・・二人の記念 ・・・・
・・・ヤダーーー ・・・・

夫人が女子高生の様な笑顔で、持っているバッグを
振るう姿 その視線は愛しい物を見る眼差し
少しはにかむ視線が、綾乃を見て来る

綾乃は 何度も巻き戻し 視線の奥の光りを見つめ
何度か沢入に、視線を送り、首を振る姿に また
ビデオを巻き戻して、夫人の視線を追う

「 時間だ・・・ 明日!! 」

綾乃は頭を下げ、ドアに手を掛けた

   
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