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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
何処かで、綾乃と社長がホテルで一夜を過ごす事を
危惧していたが、今日の夕食の時の綾乃の笑顔に
思い過ごしと 息を吐き出し 来月末に有る
町内会の旅行の事に 頭を切り替えた

**

「 初めてお逢いした時 女子大生だと思いましたよ 」

奈緒は走り去る景色に笑い顔で視線を送っている
緑色の頭を持つ新幹線 田園風景が窓の外を駆け抜け
東京駅で買った駅弁の包装紙を破き和田が 
奈緒に話しかけた

「 女子大生に あんな事 するんですか? 」

窓を見ていた奈緒は 前に座る三人の男達の顔を
笑い顔で見た

「 あれは・・・・ お仕事だから 」

小泉が 少し小さな声で答え、綾乃は怪訝な顔で
奈緒と男達に視線を送った、黄色いTシャツにジーンズ
ピタティーは小ぶりの形の良い胸を浮き上がらせ
幼い顔立ちは、女子大生の旅行の装い、事務所で
会話をしている時に、左手の指輪を見て 年齢を聞いて
驚いた事を思い出していた
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