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心の中のガラスは砕けて散った
第9章 8月
小泉達が建物の中に入って行く、古民家を思わせる造り
焼き板を張り付けた壁で、古さを醸し出し 入り口に
小さな行灯を模した照明器具が、格子のガラス戸を開け
奈緒が 

「 お邪魔します 」

中から和田の笑い声が聞こえた
二畳ほどの入り口、古い木を組み合わせた下駄箱
上がりかまちの、檜の床から、微かな香りが
建物の中漂っていた、開け放れた襖の奥
12畳の和室で 小泉達が機材を出して準備を始めていた

「 大浴場と 露天風呂の撮影します、 」

三人の男達が機材を抱え、出て行った 奈緒と
綾乃も荷物を置き、男達の後を、
女と赤い文字で書かれた暖簾を潜り、男達が
入って行った

脱衣所に奈緒と入り、ワンピースの背中のファスナーを
降ろして脱衣籠の中に、隣で奈緒がティーシャツを
籠に入れてジーンズを降ろし白い下着姿に、ブラジャーを
外し白いパンティーを前屈みで脱いでいた、
綾乃は用意された湯浴み用の大きなタオルを体に巻き
湯浴みタオルを奈緒に渡そうとして 手が止まる

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