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心の中のガラスは砕けて散った
第2章 第1部 由美
正月も終わり、いつも通りの作業に追われていく
1月の中旬、班長の森山が代休を取り 康二はライン票を見て
振り分けを始めた、 

パートの近藤由美の姿を探して、近藤さんは?
太った、パートの林が 

「 お子さんが熱を出したそうで・・・ 」

康二は ライン票と今日の作業工程を、見比べ一人足りない
事務所へ行き、応援を頼もうかと歩き始めた時、
 
「 成田君、 私は何処に入れば良いの? 」
大柄な体を揺すり ベテランの渡辺が 康二の横に立ち
康二はライン票を見て 

「 Cを、 お願いします 」
声を掛け 胸を撫で下ろした

「 此処の、作業なら任せて 」
大柄な体の 渡辺が笑顔で康二を見て言い

「 〇〇工場の Fライン以外なら 私何処でも、大丈夫よ 」
康二の背中を叩いて、現場へ向かう 康二も並んで歩き
前を歩いていた、林が同僚に話しかける声が聞こえて来た

「 先月も、班長がお休みの日、近藤さん休まなかった? 」
二人の会話を聞いて、 スリムな近藤の姿を思い出し、私服の姿は
普通の主婦、不倫をするイメージが湧いてこない、 班長と近藤?
頭の中で あり得ないと、結論付けていた
昼休憩が終り、康二がラインに立った時

「 お疲れ様 」

後ろから、工場長の声が、振り向くと 工場長の横に
スーツ姿の男性が立っているのを見て、康二が頭を軽く下げ

「 △△自動車の 大島さん 新しい製品の打ち合わせで 」
工場長に紹介され、頭を下げた大島が 康二に近寄り

「 近藤さん 此処で働いてるのかな? 」

「 近藤さんは、このラインですが 今日は
  お子さんが、熱を出して、お休みしています 」
大島が残念そうな顔をして、 工場長と現場から出て行った
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