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コンビニバイトの男の子
第8章 密談
萩子を抱くことができなくなった当初の理由は、満足させられないという焦りからだと思っている、勃起不全からであった。しかし今は、悠希との行為で女の悦びを知ってしまった萩子が自分の行為の稚拙さに幻滅して、愛する夫からは性的な満足は得られないと失望し、男としての魅力を感じなくなってしまうのではという恐怖が加わっている。もし、ここで悠希との関係が終わり萩子が自分を求めてきたときに、悠希と豊富な性経験を積んで得た性欲を自分が受け止められる自信は全く無かった。
その一方で、深く嵌まってしまった寝取られ性癖を満たすことができなくなったときに、自分がどうなってしまうかも解らなかった。
自分と妻の2人共が不満を持ったときのことは考えたくなかった。
(シュウを満足させ続けるためにも、自分が満足し続けるためにも、この関係を続けるしかないんだ)
先週末の隠し撮り映像で観た、脱衣室から出てきたふたりの姿が不意に頭に浮かぶ。
長風呂で上気した艶めかしい顔を見せる妻と悠希との親密さが、脱衣室に入るときよりも増していることに気が付いた。その理由が、潮吹きという、萩子の秘めた姿を共有したことによるものだということは明らかだった。
お揃いのバスタオルを纏い、1本のペットボトルのミネラルウォーターを自然に分け合っている姿を見た時、貴之は一瞬だったが初めて、この家にはずっと悠希と萩子ふたりで暮らしていて、赤の他人の自分が覗き見をしているような錯覚に陥っていた。
そこまでの喪失感、疎外感を感じていながら、更に中出しまで許してしまうことを止めることはできなかった。
貴之に唯一不満があるとすれば、それは・・・。
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