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コンビニバイトの男の子
第8章 密談
貴之の言葉に並々ならぬ想いを感じ取った悠希が、優しい笑顔を向けた。
「星野さん、萩子さんのこと、シュウって呼んでるんですね。年下の僕が言うのはおこがましいですけど、凄く大切にされているのがよく判ります」
「大切にしている妻に、こんなことしてるなんておかしいよね」
貴之が自虐的に嗤う。
「本当に愛しているから、なのかもしれません。それに、性癖は変えられないですしね。自分も、こんな性癖持ってるなんて思ってなかったです」
悠希も笑った。
「自己満足なんだろうけど、僕にはできなかった、妻に女の悦びを与えてもらえて感謝してる。もちろん、妻の悦ぶ姿を観て興奮するという僕の性癖を、満足させてもらえてることもね」
「星野さんに協力できて、嬉しいです」
「僕も、鮎川君に頼んで本当によかったと思っているよ」
悠希に対して嫉妬することも多々あったが、この言葉は貴之の嘘偽りの無い本心だった。
中出しされる萩子を観たいという願望が浮かんだ時、それを本当に実行に移していいのかと何度も自問していた。その過程で、これまでの隠し撮り映像を見返した。新しい映像が撮れると古いものは観なくなっていたので、1、2回目の映像は久しぶりの視聴だった。そこで、以前は気付かなかった萩子の心境が解ったのだった。
(最初の時から既に気持ちが傾いていて、2回目でもう堕とされていたんだ)
貴之が3回目のシナリオで仕向けるよりもずっと前から、妻は悠希に捕らわれていたと知ったのだ。
それは、直接肌を触れ合っていた悠希も解ったはずである。にもかかわらず、その後も変わらずに貴之の要望を叶えてくれたことには感謝しかなかった。
(もし鮎川君が協力してくれなかったら、どうなっていたか・・・)
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