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第10章 耽溺

《シュウ：ハルくんおはよう》
《シュウ：今いいかな？》
《ハル：シュウさん》
《ハル：おはようございます》
《ハル：なんでしょうか？》
《シュウ：あ居たんだ》
《シュウ：今日って家に来れない？》
《ハル：すみません》
《ハル：朝からバイトと》
《ハル：夜もサークルの飲み会なんです》
《シュウ：じゃあ無理かー》
《ハル：バイトは休めないことはないですけど》
《シュウ：ほんと？》
《シュウ：休んだら今から来れる？》
《ハル：急ですね》
《ハル：何でそんなに来てほしいんですか？》
《シュウ：すぐに逢いたいから》
《ハル：合うだけならコンビニでもよくないですか？》
《ハル：てか》
《ハル：シュウさんから家に誘うって初めてですよね》
《ハル：理由教えてください》
《ハル：シュウさん？》
《シュウ：ハルくんとセックスしたいから》
《ハル：人妻の大胆発言笑》
《ハル：積極的ですねー》
《ハル：先週したばかりなんですけど笑》
《シュウ：そうだけど》
《ハル：何で急に今日なんですか？》
《ハル：ちゃんと答えてください》
《シュウ：この前の》
《シュウ：雨の日みたいに》
《シュウ：中に出して欲しいから》
《ハル：ああなるほど》
《ハル：また妊娠しない期間なんですね》
《ハル：それで中出しセックスしてもらいたくなったってことですか？》
《シュウ：うん》
《ハル：正直ですね笑》
《ハル：ちょっと待ってください》
《ハル：OKです》
《ハル：休みもらいました》
《シュウ：大丈夫だったの？》
《ハル：由絵さんが人余ってるからって》
《ハル：そう言えば最近》
《ハル：なんか僕とシュウさんとの関係に気づいてそうな気がするんですよね》