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コンビニバイトの男の子
第11章 エピローグ ~新たな扉~
もうすぐクリスマスという日の午後、萩子はケーキを作り終えてほっと一息つきます。
先日、急遽午後の講義が休講になった悠希が昼食を食べた後に、
「もうすぐクリスマスですよね。もし、出来たらですけど、今度お茶の時間のデザートにケーキ作ってもらえませんか?シュウさんの作るケーキ、食べてみたいです」
とお願いされていたためでした。ここ最近は昼以降の講義が休講になることが多いらしく、時間に余裕ができると昼食後も一緒に過ごすことが増えています。
「わかった。次ハルくんが来てくれるとき作るから、楽しみにしててね」
そう答えていて、悠希が訪問する今日、貴之を送り出すとすぐに日常の家事を手早く済ませて準備を始め、お茶の時間に出来上がるように作ったのでした。
(去年作ったとき貴之さんにも好評だったから、ケーキは自信あるのよね。早く食べて欲しいなー。その後は・・・)
美味しそうに食べる悠希の顔からセックスを求めてくる欲情した顔に変わる妄想に、自然とにやけてしまいます。
萩子のいるキッチンに、ケーキの甘い香りが漂っています。
完成する少し前に、悠希から大学の用事でちょっと遅くなるとの連絡がありました。悠希の訪問まで時間ができたので、雑誌を読もうとした時です。
♪ピンポーン
インターホンのチャイムが鳴りました。
悠希だと思って急いでモニタを見ると、そこに映っていたのは予想外の人でした。
(お隣のマサちゃん!?)
萩子は驚き、すぐに通話のボタンを押します。
「はい」
「こ、こんにちは、しゅうこお姉さん。あの、えっと、話、じゃなかった、相談したいことがあるんですけど」
なんで真沙人が私に話をと訝りつつも、とにかく応対します。
「そう・・・、ちょっと待ってて。すぐ出るから」
そう言ってインターホンを切ると、急いで玄関に向かいました。
(もうすぐハルくんが来るのに、なんだろう)
予想外の訪問に訝しみながら、ドアを開けます。
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