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わたしの日常
第10章 胴震い
 「ただいま」

 義父が散歩から帰ってきた。

 「おかえりなさい。朝ごはんになさいますよね?」
 「そうだね…」

 そう言ったものの義父はしばし思案している風情。

 「朝飯の前に、今日は悦子さんからいただいてもいいかね?」

 義父がお台所にいるわたしの背後に立って耳元で囁く。発情してしまっているのを見抜かれてしまったようだ。…いや、見抜いてくれたようだ。義父がパンティに指をかけ足首まで下ろすとスカートをまくり上げる。わたしはパンティから片足を抜いて義父を迎える姿勢をとる。

 「ああ、いい具合だ」

 わたしの膣孔が義父で満たされる。

 「今朝はいつもより早く目覚めてしまってね」
 「お野菜、ありがとうございます。芳美もよろこんでいただいてました」
 「やっぱり、とれたてがいちばんだね。私も畑の世話のし甲斐があってうれしいよ」

 義父がゆっくりと動き出す。夫がほったらかしにしている畑を世話するように…。

 「あ………あ………」

 義父の動きに応じて声が漏れはじめる。

 「おや…一本残っているね…」

 義父が残っていたお茄子を手に取る。そしてわたしの口元へ。

 「んふ………んふ………」

 お茄子に口を塞がれたわたしはくぐもった声を漏らす。義父と繋がって…それも、朝から。お口にお茄子まで咥えて…。

 「ああ、いいね。その声の調子、その息遣い。上も下もいっしょに塞がれるというのはいいものなのかい?」
 「んん………んふ………んふぅ………っ」

 (悪くはないものですね…)

 「悦子も満更でもないようだね…」

 きっといつになくわたしの中がぬめっているのだろう。溢れ出た愛液が何本も糸を引いている感触を内腿に感じる。義父はわたしの尻を手のひらで撫でまわしながらゆっくりと動いている。

 「もどかしいね…上の口にも咥えさせてやりたいのだが…こればかりはね…」

 わたしはぶるっと胴震いしてしまう。

 (上の口にも下の口もいっしょに塞がれる…義父のような肉棒に…)

 旅先で出会ったS川さんが頭を過った瞬間、わたしは再び胴震いする。

 「悪くないかもしれんな…愛おしく美しい悦子を見てもらうというのも…」

 義父の声も心なしか震え息も荒くなっている。

 「んふぅっ!…」

 わたしはお茄子を咥えたままでアクメを迎え、義父も射精した。
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