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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第12章 浴衣でお祭りデート
「へぇ、けっこう可愛い顔してるじゃん。たいていぼっちでいる女はブスが多いけど、こいつは俺好みだわ」


 眩しいからよく見えないけど、私の目の前にいる男がじっくり私の顔を観察しているみたいだった。


「浴衣着てる女、そそるよな」

「全部脱がすなよ、着たままするのが興奮すんだから」

「おい、俺ライト係かよ! あとで代われよ!?」


 男たちの荒い息遣いが聞こえてくる。私はこのまま本当に知らない男たちに犯されちゃうの?


「……」


 どうしてだろう……やけに冷静な自分がいる。もう逃げられないから? 諦めてるの?


 ううん、本当は怖い。でももしかしたら大人しく従ってれば、中出しされても帰してくれるかもしれない。命さえ無事だったら、お父さんとお兄ちゃんの元に帰れる……。


 その時、スマホの着信音が鳴った。


「おい、音! 誰のケータイ……こいつか!」


 一人の男が、私が持っているポーチからスマホを取り出すと電源を切った。


「びっくりさせやがって」


 もしかして今の、お父さん? 真人お兄ちゃん? 大翔お兄ちゃん?


 誰でもいいから、助けてっ……!




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