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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第20章 謝罪と嘘

あんな真人お兄ちゃん……初めて見た。前に拒否した時は「またしたくなったら言えよ」って余裕だったのに怒るなんて……やっぱり私が大翔お兄ちゃんのこと本気だって言ったから?
なんだかどんどん、私の手のひらから幸せが砂のように落ちていってしまう。
もう、前みたいには戻れないのかな……。
私は夕飯だけ作って自室にこもった。真人お兄ちゃんと顔合わせづらいのもあるけど、池本先生が教えてくれたブログを読みたいのもあった。
なぜ池本先生が母親とセックスすることになったのか……そのブログには経緯が赤裸々に語られていた。
【まず初めに、俺は小、中、高と不登校生だった。母にはかなりの苦労をさせたと思う。父は俺に関心がなく、仕事ばかりしていた。ずっと俺のそばにいてくれたのは母で、どんな時も見捨てないでいてくれた。
俺は母を尊敬していた。教師を目指すと決めたのは、苦労させた母を安心させたいという思いと、不登校を経験した自分ならば、不登校生の力になれるかもしれないと思ったからだ。
高校生の時に、母に「教師になりたい」と伝えたら、母は泣きながら全力で応援すると言ってくれた。
しかし父は相変わらず俺に興味はなく、母にも興味はなく、気づけば父は家に帰って来なくなった。
父はずっと不倫をしていた。その不倫相手と歩いているのを見たことがある。そして母はそれを知っていた。俺に悟られないように、ずっと一人で耐えていたんだ】
なんだかどんどん、私の手のひらから幸せが砂のように落ちていってしまう。
もう、前みたいには戻れないのかな……。
私は夕飯だけ作って自室にこもった。真人お兄ちゃんと顔合わせづらいのもあるけど、池本先生が教えてくれたブログを読みたいのもあった。
なぜ池本先生が母親とセックスすることになったのか……そのブログには経緯が赤裸々に語られていた。
【まず初めに、俺は小、中、高と不登校生だった。母にはかなりの苦労をさせたと思う。父は俺に関心がなく、仕事ばかりしていた。ずっと俺のそばにいてくれたのは母で、どんな時も見捨てないでいてくれた。
俺は母を尊敬していた。教師を目指すと決めたのは、苦労させた母を安心させたいという思いと、不登校を経験した自分ならば、不登校生の力になれるかもしれないと思ったからだ。
高校生の時に、母に「教師になりたい」と伝えたら、母は泣きながら全力で応援すると言ってくれた。
しかし父は相変わらず俺に興味はなく、母にも興味はなく、気づけば父は家に帰って来なくなった。
父はずっと不倫をしていた。その不倫相手と歩いているのを見たことがある。そして母はそれを知っていた。俺に悟られないように、ずっと一人で耐えていたんだ】

