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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第21章 先生の部屋

「ごちそうさまでした。パスタ、美味しかったです」
「どういたしまして」
先生の作ってくれたパスタを食べて温かいお茶を飲んだら、すっかり気持ちは落ち着いて、私は改めて先生の部屋を見渡した。
池本先生の部屋には、たくさん本がある。教育の本から音楽の本、海洋生物の本まで……。
「先生、イルカ好きなんですか?」
私は本棚に飾ってあるイルカのガラスの置き物を見て質問した。
「ああそれ、大学の時に貰ったんだ。もともと海洋生物は好きでさ」
「もしかして、元彼女さんからの?」
「……ブログ見たんだな」
私が頷くと、池本先生の表情は少し強張った。だから私は、
「大丈夫ですよ、先生。私は引いたりしません。先生が教えてくれたから、私は先生を頼ることができたんです」
「水嶋……」
「それに私の方が、もっと引くことしてるから……」
私は池本先生から目をそらした。
「引いたりしないよ。どんな内容でも、それで水嶋がずっと苦しんでいるなら、俺は気持ちを楽にしてやりたい。……今日のSOSの理由、話してくれるか?」
私は意を決して、少しずつお父さんとお兄ちゃんのことを話し始めた。
「どういたしまして」
先生の作ってくれたパスタを食べて温かいお茶を飲んだら、すっかり気持ちは落ち着いて、私は改めて先生の部屋を見渡した。
池本先生の部屋には、たくさん本がある。教育の本から音楽の本、海洋生物の本まで……。
「先生、イルカ好きなんですか?」
私は本棚に飾ってあるイルカのガラスの置き物を見て質問した。
「ああそれ、大学の時に貰ったんだ。もともと海洋生物は好きでさ」
「もしかして、元彼女さんからの?」
「……ブログ見たんだな」
私が頷くと、池本先生の表情は少し強張った。だから私は、
「大丈夫ですよ、先生。私は引いたりしません。先生が教えてくれたから、私は先生を頼ることができたんです」
「水嶋……」
「それに私の方が、もっと引くことしてるから……」
私は池本先生から目をそらした。
「引いたりしないよ。どんな内容でも、それで水嶋がずっと苦しんでいるなら、俺は気持ちを楽にしてやりたい。……今日のSOSの理由、話してくれるか?」
私は意を決して、少しずつお父さんとお兄ちゃんのことを話し始めた。

