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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第31章 もっと愛して

どうして思い出してしまったんだろう……。
私がお母さんに愛されない理由が、女として生まれてきてしまったということ……。
そして女として生まれてきてしまったがために、恨まれてしまったということ……。
『なんで女として生まれてきたの? 私は男の子が欲しかったのに! そうすれば私はあの人と一緒になれたのに、この役立たず!! あんたなんか産むんじゃなかった!!』
きっと私は幼いながらもその言葉を理解して深く傷ついたんだと思う。そして心の奥底に沈めた。でも「産むんじゃなかった」という部分だけは消すことができなかった。
「……」
真人お兄ちゃんは知っていたのかな……。お父さんは知っていたのかな……。
きっと知っていたからこそ、私を愛してくれたんだよね……? 守ってくれたんだよね……?
ドウシテ オシエテクレナカッタノ?
ワタシハ ダレノコ ナノ?
オトウサンハ ドンナキモチデ ワタシヲダイテイタノ?
オニイチャンハ ジブンダケ アイサレテイイヨネ
ナゼ ワタシダケ コンナメニ アウノ?
ミンナ ワタシガ カワイソウダカラ アイシタノ?
「……っ」
私の中のどす黒い気持ちが溢れ出てくる。
私がお母さんに愛されない理由が、女として生まれてきてしまったということ……。
そして女として生まれてきてしまったがために、恨まれてしまったということ……。
『なんで女として生まれてきたの? 私は男の子が欲しかったのに! そうすれば私はあの人と一緒になれたのに、この役立たず!! あんたなんか産むんじゃなかった!!』
きっと私は幼いながらもその言葉を理解して深く傷ついたんだと思う。そして心の奥底に沈めた。でも「産むんじゃなかった」という部分だけは消すことができなかった。
「……」
真人お兄ちゃんは知っていたのかな……。お父さんは知っていたのかな……。
きっと知っていたからこそ、私を愛してくれたんだよね……? 守ってくれたんだよね……?
ドウシテ オシエテクレナカッタノ?
ワタシハ ダレノコ ナノ?
オトウサンハ ドンナキモチデ ワタシヲダイテイタノ?
オニイチャンハ ジブンダケ アイサレテイイヨネ
ナゼ ワタシダケ コンナメニ アウノ?
ミンナ ワタシガ カワイソウダカラ アイシタノ?
「……っ」
私の中のどす黒い気持ちが溢れ出てくる。

