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第36章 お父さんと温泉旅行（２）

「撮れたかい？　じゃあそれを真人に送信してごらん」


　私は言われるがまま、二つの動画を送信した。するとすぐに既読になって、数分経ってから真人お兄ちゃんの勃起した肉棒の画像とメッセージが送られてきた。


《ハメ撮り動画ありがとな。今日はこれ見てヌくわ》


　真人お兄ちゃんが勃起した肉棒を送ってくるのにびっくりしたけど、ハメ撮り動画を送るお父さんにもびっくりした。


「陽菜、せっかくだから、この下着をつけたまま外を歩かないかい？」


　私はいきなりのお父さんの提案にドキッとした。もしかして外でするの？と思ったら、下半身が疼いた。
　もったいないので料理はある程度食べて、外出中に下げてもらうようフロントには電話した。私はロビーで借りた桜の浴衣を着て、お父さんは普通の浴衣を着て部屋から出る。


「どこ行くの？」

「中庭があっただろう？　ライトアップされてるし、少し散歩するにはいいと思ってね」


　私はお父さんの腕に手を回してエレベーターに乗り込んだ。そして扉が閉まった瞬間、キスされた。


「んんっ……！」


　濃厚なキスをされながら浴衣の襟から手を入れられ、乳首を弄られる。