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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第11章 AQUASENSE ~夜~

そう言いながらぐいっと…
缶の中に残っていたビールを煽ると
そのまま口移しでビールを流し込まれる。
「やぁん、も~。
ぬるい…ビール美味しくないしぃ…」
そうすっかり温くなっちゃった
ビールに私が文句を言うと
さっき届いた分の残りを
部屋の冷蔵庫にしまいに行って。
例倉庫に冷えていた別の缶を
持って戻って来る。
「そっちのは?持って来てたやつ?」
良く冷えた缶ビールを
頬にぺちゃっと引っ付けられて。
持って来てたのを冷やしてたのかと
旦那さんに私が尋ねたら。
これはお部屋のサービスの分なのだそう。
さっき買った分は冷やして来たから
こっちを飲みましょうと言われて。
ジャグジーに浸かりながら、
冷えたオリオンビールを飲んで。
お湯は…プールでパーティーしてる
間に水にまではなってないけど
どっちかと言うと水に近い感じの
プールと変わらない感じの温度になってたから。
熱めのお湯を挿し湯にしながら、
ブクブクさせてジャグジーを楽しむ。
『巴に飲ませて貰っちゃったり
したいなぁ~とかって…、ダメですかね?』
自分が口移しでビールを飲ませたり
するみたいに、私から飲ませて欲しいと
旦那さんが言って来て。
「別に…嫌って言わないよ…、そんなの…」
冷えたビールの缶は…表面に
薄っすらと汗を掻いたみたいになっていて。
冷たいビールをゴクゴクと飲んでから
自分の口の中に含むと、
ジャグジーに座っている旦那さんの上に
対面座位の時みたいに座って
自分の腕を旦那さんの肩に絡ませて。
ちゅううと口付ながら、自分が
口に含んでいたビールを移していく、
ごくっと旦那さんが喉を鳴らす音がして。
ちゃんと口移しで飲ませる事が出来て
内心ちょっと安心してたら。
『巴、もう1口下さいよ』
と旦那さんが言って来て
お代わりを要求されたので
もう一度ぐいっと口の中にビールを含んで
さっきと同じ様にしてビールを
旦那さんの口の中に映して行く。
ごくっと旦那さんがそれを飲んで、
またお代わりを要求されて。
自分で直接飲んだ方が…絶対に早いし
私の体温でちょっと温くなった
ビールより冷たいと思うんだけど。

