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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第23章 新婚旅行7日目 7月13日 ~PM~

部屋の位置関係としたら
洗面台のある方が
ベッドルームの方側になる。
お風呂場と水回りが
区切りのない1つのお部屋で
左側の壁際の両サイドに
テーブルみたいな感じに
洗面台が設置されていて。
それぞれに椅子が置かれている。
この椅子の所為で余計に
洗面台が机に見えるんだけど。
大体ダブルボウルでも
同じテーブルの上に
設置されてる感じで1枚板が
渡ってる感じになってるけど。
このホテルの洗面所は
間の部分は何も無くて
棚になっている部分もない代わりに
すのこみたいなのが
間のスペースに置かれていて
その上にタオル類が置いてある。
『何か珍しいタオルの置き方ですね…』
「何か、新しいタオルの置き方だね…」
バスルームになっている部分の
ロールカーテンを開けると、
リビングの窓と窓続きみたいに
リビングの部分は大きなガラス4枚の
サイズの窓だったけど。こっちは
ガラス戸サイズの窓が3面で。
凄い解放感のあるバスルームになっている。
『このお風呂は、
この部屋だけの仕様なんですよ』
最上階にペントハウススイートがあって
そっちとこっちの部屋で
旦那さんは悩んだみたいなんだけど。
上にしたら私に怒られるかもって
思ってこっちにしたみたい。
旦那さんはこのお部屋のお風呂で
夜景を見ながら一緒に
お風呂に入りたいと思って
このお部屋に決めたみたい。
『巴、その洗面台の
壁の所の扉みたいなの
開けて貰って良いですか?』
洗面台が両サイドに設置してあって、
それぞれの正面には鏡がある。
鏡と鏡の間のスペースに
木製の左右にスライドさせる
棚か何かの扉が付いている。
「これ、開けたらいいの?」
『はい、これ、凄いですよ』
場所的に水回りのアイテムを
収納する戸棚じゃないのかって
思ったんだけど…、その扉は
開くと完全に
鏡の後ろに格納する事が出来て。
向こう側の景色が見える
向こう側にはベッドルームの
足元にあったクローゼットが見えていて。
『これベッドルームから見たら
ここから、この窓の外の景色が
見えるようになってるんですよ』

