パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第23章 新婚旅行７日目　７月１３日　～PM～

あっちの部屋にパジャマと
バスローブがあったから
忘れた時に便利かも知れませんねって
旦那さんが笑ってたけど。
多分その為の為の受け渡し口では
無いと思う…んだけど…。

でもあっちからの眺めが
どうなのか気になったから
一旦、ベッドルームに戻って。
あっち側からの景色を見て。

こっち側の方から見て
分かったんだけど、
そのガラスの無い窓みたいな
部分から見える景色は区切られる事なくて
余計な物が見えない感じになっているし。

そのガラスの無い窓の部分は
丁度…ベッドの枕が並べて
置かれている部分の幅と同じになってる。

凄い…計算された設計を
感じさせる雰囲気で。
思わず写真を撮ったんだけど
夜の方が綺麗かもってちょっと思って
また夜にも撮ろうと思いつつ。

ベッドルームからまた
旦那さんとバスルームに戻った。

このお部屋の凄い所は、
この解放感のある大きな窓の
バスルーム…だけじゃなくて、
そのバスルームの隣にある
バスルームと同じぐらいの広さの
テラスがあって、屋根があるから
雨が降ってても外に出られるし。

テーブルと椅子も置いてあるから
ここでコーヒーを飲んだり
何かを食べたりとかも出来る。

緑の鉢植えが沢山並べてあるから
いい感じに視線も遮って
直射日光も遮ってくれそうだ。

この部屋はテラススイートと
言うタイプのお部屋みたいで。
このテラスと開放的な
お風呂がポイントのお部屋みたい。

『折角ですし、何か
ここで飲んでから出ましょうか』

冷蔵庫にあるドリンク類は
この部屋は全部料金内なので
全部飲んで大丈夫ですよって
旦那さんが言って、冷蔵庫から
沖縄パインのチューハイと
グラスを２つ持って来てくれたから。

テラスのテーブルの上に
それを置いて、グラスに
半分こして注いで。乾杯する。

『巴、乾杯』

「もう、この旅行中何回
乾杯したかわからないよ…港斗」

ひとしきりふたりで
ルームツアーをして。

『じゃあ、一息付きましたし
そろそろ国際通り行きましょうか』

「うん、そうだね…」

国際通りを散策するために
ホテルから歩いて、国際通りを目指す。